【今、ここを生きる】久しぶりに途中で読むの挫折しました
タイトルにもある通り、「今、ここを生きる」を約1/3くらい読み進めたところで挫折しました。興味があるからこそ読み始めたのですが、読んでいたら何となく内容がすっと入ってこない、読むのがめんどくさいという感情が出たので、その瞬間ストップしました。
なので今回は途中まで読んで勉強になったこと、また「本を途中でやめる勇気」について考えていこうと思います。
<こんな人におすすめ>
- 難しい本を読み始めて途中で挫折した経験がある
- 読み始めた本は最初から最後まで絶対に読んでいる
今、ここを生きる──新世代のチベット僧が説くマインドフルネスへの道 (フェニックスシリーズ)
- 作者:ヨンゲイ・ミンゲール・リンポチェ,Yongey Mingyur Rinpoche
- 発売日: 2016/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
本から学んだこと3選
①自分に対して笑え
もし日々の生活が本質的に苦であるなら、その特効薬は自分自身に対する笑いである。自分自身を笑い飛ばすことができたなら、どんな経験にもどこかしら一条の光が見いだせるだろう。
これは私も含めて日本人全員が持っておくべき価値観です。
私たちはちょっとしたミスや過去の出来事を長い間引きずってしまい、タイトルの「今、ここを生きる」ことが出来ていません。
自分の恥ずかしい過去や失敗談を笑い話にする、ミスした時にまた話のネタが出来た!くらいのポジティブさがあると人生楽な気がします。
この価値観の先に「人生迷ったら面白そうなほう」理論が出てきます。
どんなに優秀な人でも失敗・ミスはするものです。それなら受け入れて笑い飛ばせるくらい、気楽にいきましょう!
②身近な本来の安らぎ
無垢の視点(子どもの純粋な疑問や見方)を仏教では「本来のやすらぎ(安心)」と言います。ジムに行って運動した後、難しい仕事をやり終えた後の、のびのびとくつろいだあの感じです。
スポーツをしたあとのスッキリ感、何か重要なことを終えた直後のあの感覚って「安心」なんですね。
人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、私の場合以下の趣味や行動が挙げられます。次からもう少しこの「本来のやすらぎ」を味わってみようと思います。
- 運動後
- やりたいことを達成した瞬間
- 部屋の掃除後
- ちょっとストレスのかかるプレゼンやテスト後
③瞑想の一番の秘密
いつ、どのようなときでも、心の中で何が起こっているのかを見守ることをすれば、それが瞑想なのです。ただ心を休めることが「本来の心」を経験することです。
とにかく自分と向き合いまくりましょう。寝る前に5分でも静かな時間を作って一日を振り返ってみましょう。たったそれだけで人生のQOLは爆上がりです。
こんな言い方だと誤解されそうですが、決してあやしい商品勧誘ではありません。
読書を途中でやめる勇気
えらそうにこの本で学んだことメモを書きましたが、実際は1/3くらいしか読んでいません。
改めてここで言いたいのは、「本をバカ真面目に最初のページから最後まで読む必要はない」ということです。
ほとんどの人は下のように考えがちですが、これは全く意味がありません。
難しくて途中で読むのをやめてしまった→こんな本を読めない自分はバカだ
たまたま、今の自分には合っていなかったということです。半年後、1年後もう一度読んでみるとハマる可能性だって十分あるわけです。
無理して最後まで読むのが目標ではありません。自分が興味あると思った本で読んでいて楽しいものを探していきましょう。