【就活】エピソードはなぜ聞かれるのか「エピソードの重要性、コツ」
就活といえば、エントリーシートから始まって面接まで全ての過程でエピソードは聞かれます。つまり、エピソードを上手に伝えることが出来れば、就活は上手くいくことになります。
今回は就活におけるエピソードの重要性、また効果的なエピソードの作り方を
実際に21卒として就活を終えた大学院生からの視点で考えていきます。
就活におけるエピソードの重要性
就活対策と言えば、ES対策、SPI対策、面接対策など様々な準備があり、就活生は時間のない中色々な準備をする必要があります。
そんな中、「エピソード対策」をきちんとしているでしょうか。私はすべての選考過程に必要なエピソード対策のほうが大切だと思っています。
ではなぜ就活の場でエピソードが重要なのでしょうか。
私が思う一番の理由は、
「この人はどんな人なのか?」
これが最も知れるのが個性の出るエピソードだからです。
企業も限られた時間で「人」を選考しないといけません。
そんな時に、少しでも個が分かるエピソードで判断し、
この人はうちに入ってほしい人材かを判断しているのだと思います。
実際、私もエントリーシートや面接の場でこの「エピソード」について、
沢山考えさせられ、一番時間をかけたところでもあります。
ワンステップ上のエピソード作り方「コツ3選」
ではどのように個性を出していけばいいのでしょうか。
私が実際意識してきた、ワンステップ上のエピソードの作り方を3つ紹介します。
①過去のエピソードから現在のつながりを意識する
初めに一番意識してほしいこと。
それは「どんな経験をしたか」ではなく、
「その経験から何を学んだか、今にどう生きているか」です。
私はこんな経験をしました!すごいでしょ!ではこれからの時代、多分採用されません。
エピソードが平凡でも、それまでに至る考え方、その経験がどう生きているのか。
ここを中心に考え、まとめていくだけで相手への伝わり方が変わってくると思います。
②伝える時に「他の人の考えや数字を入れて」話す
2つ目は説得力を上げるためによく使われる方法です。
「他の人の考えや数字を入れて伝える」
自分だけの話に収めず、そのエピソードが周りにどう影響を与えたのか、具体的な数字まで入れると説得力が増すと思います。
③企業に寄り添ったエピソードを選ぶ
エピソードを選ぶ際、自分が話したいことが良いエピソードだとは限りません。
企業の特性に合ったエピソードを選ぶことで、採用側もその人をイメージしやすくなると思います。そのためには企業のことを知らないといけません。
エピソードと言われればどうしても自分のことばかり考えてしまいますが、あくまで採用してもらう気持ちを忘れないように意識すると良いと思います。
エピソードがない人へ
ここまで聞くと、私にはそんな自慢するようなエピソードがないよ!と思う人もいるかもしれません。
安心してください。ほとんどの人はそうです。
でも一つだけ言えることがあります。
今日からエピソード作りをしましょう。
具体的にはなんでもいいから行動してみましょう。
そこから失敗したこと、学んだことこそエピソードになります。
「とりあえずやってみましょう、そして学んでください」
まとめ
エピソードの大切さ、作り方についてまとめてみました。
エピソードはその人がどんな人か判断する基準になります。
エピソードから学んだこと、今に生きていることを付け加えて
自分らしい最高のエピソードを表現しましょう。
「就活は人生初めての営業活動」
by就活の時に人事の方から言われた言葉