【東京貧困女子】好きを仕事に!は甘かった「まずは生きるために」
先日「やっぱり好きを仕事にしたいよね」と甘いことを言って反省している大学院生です。
この本を読むとそんな次元じゃない、本当に壮絶な人たちのインタビューが書かれていました。
お金と幸福はある程度比例する
東京貧困女子ほど厳しい生活をしていない私は「仕事はお金じゃない、やりがいだ!」と思うことも良くあります。
一方で、ある程度はお金と幸福は比例するというデータもあります。
以下、東京貧困女子より引用です。
プリンストン大学のダニエル・カーネマン教授は、「感情的幸福は年収900万円まで収入に比例して増える」と唱えている。
お金で幸福は買えないともいいますが、お金が基本になっているのは資本主義、貨幣経済の世の中ではほぼ100%事実です。
本の中で出てきた図書館の非正規雇用で貧困に困っているのに、さらに学芸員の資格習得の勉強をしている人が典型です。
本を読むのが好きだから、それに関わる仕事に就きたいのも普通のことです。
ただ今現在貧困で困っているのに、将来も確実に貧困になると分かっている仕事を目指すことが絶対正しいとは言えない気がします。
仕事にプライドを持つのも大切ですが、仕事=人生ではありません。まずは自分の人生にプライドを持つ大切さを勉強しました。
「好きなこと」がどう仕事に結びつくか
まずは生きるためが基本ですが、一方で「好きなこと」が仕事にどう結び付くかを考えるのも大切です。
好きなことが直接仕事に結び付けるのが難しい人は、こんな感じの選択肢もあるのかもしれません。
- 本業はそんなに好きなことじゃないけど安定して稼げる
- 副業ではそんなに稼げないけど好きなことをとことんする
時間を作って情報や知識を得る
改めて時間に余裕を作り、情報や知識を得る大切さ、簡単に言えば自分で勉強して行動していく大切さを学びました。
その日暮らしの人は、国のいろんな制度を知らないし、多分ふるさと納税とか仕組みについて知りません。一日中仕事で疲れ切って、家に帰ったらあとは寝るだけの生活です。
ここら辺が学校教育の中で育てられた真面目な人でも貧困になる可能性がある、一つの理由だと思います。