りょーへーBlog

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少しだけ水に興味がある大学院生です。

【一人で生きるが当たり前になる社会】昨日の当たり前は今日の非常識

結婚したいですか?もしくはしていますか?

全員が当たり前のように「YES!」と言っていた時代がもう過去になっているかもしれません。

 

今回は一人で生きるというテーマから結婚まで深く考えさせられる「一人で生きるが当たり前になる社会」という本を読んでみました。毎日を生きていたら自分のことで精一杯ですが、たまには社会全体のこととか一歩離れて考える視点も大事ですね。

 

タイトルの「昨日の当たり前は今日の非常識」という言葉ですが、実は「当たり前の対義語はありがとう(有難う)」であることを今日知りました。深イイですね。

会社と結婚の深い関係

終身雇用や年功序列が盤石だった頃は、結婚しない人を一段下に評価する暗黙の仕組みがありましたよね。要するに「人質」なんです。マイホームの購入も同じで、家族がいれば仕事はやめられず、会社のため(家族を養うため)に働かざるを得ない状況が作られていった。

突然ですが、みなさんが働いている会社に「結婚お祝い金」「家族手当」ってありますか?最近は結婚しない人への差別だ!とか言われて廃止する企業も増えているそうです。私が働いている会社もこれから新人事制度に移行していくので、もしかしたら古い制度になっていくのかもしれません。

 

当たり前ですが企業の目線に立って考えると、ソロ(独身)よりも結婚している人、もっと言えば30年ローンを組んでマイホームを買っている人のほうが会社を辞めそうにないですよね。いい悪いの問題じゃなくて、単純にソロの人はフットワークが比較的軽いと思われるのは仕方がありません。

ひとり飯」は普通の件

日本でも「便所メシ」が流行ったのはつい数年前、今や一人でご飯を食べる「ひとり飯」は当たり前になりました。大学生が一人でランチしていても今は周りは何も言わないです。

大学時代の途中から、食堂で一人昼ご飯をするのもそんなに気にしなくなった気がします。高校の時は子どもだったからか、確かにさみしそうなやつと思われるのが嫌だった気がします。

 

結局「ひとり飯」にも2パターンあって、自分から一人を選ぶ(贅沢な人)のと、なじめずに仕方なく一人になっている(かわいそうな人)、がいると思います。

 

社会に出たら気づきますが、学生時代はとても小さい集団のなかでどうしても後者のかわいそうな人と見られがちですが、そんな小さいこと気にするな!と言ってあげたいですね。

結婚って信頼と尊敬だと思う話

お互いを信頼して尊敬し合うことができれば、結婚というものはとてもシンプル。

結婚といえば「一生の愛を誓います!」ですが、その割には離婚するカップルが1/3。離婚したいと思っているけど仕方なく一緒というカップルを入れたら、もう半分に届くんじゃないかくらいの勢いで一生の愛はウソです。恋愛結婚よりもお見合い結婚のほうが離婚率も少なく実は幸せだった、というのも有名な話です。

 

ここに反論するとしたら、「そりゃどんなに好きでも、他人は他人だし、100%愛だけで一緒に生活はできないよ!」です。

 

じゃあどうするのか。答えはこの本にも書いてある「信頼と尊敬」だと思います。

良い時も悪い時もお互いのことを信頼して尊敬できる。一生愛を誓うよりも100倍大切なことな気がします。

答え合わせを求めすぎない人生

「答えがある」ということは「正しい」があり、それ以外は「間違い」ということになりますが、果たして本当にそうでしょうか。あなたにとって間違いであると断じたことは、他の誰かにとっては大切な正しい行為かもしれません。

小学生から大学生まで一貫して「正解」を書き続けることを求められ、それが「正しい」と思ってきたら社会に出てビックリ。学校の勉強だけをしているとそうなりがちです。(学校教育も先生も全く否定とか悪いとは思っていません)

 

昨日の当たり前は今日の非常識になるかもしれない現代では、今ある答えが100%未来の答えだとは言えないこともよくあります。

 

あまり答え合わせを求めすぎず、常に自分なりに考えて正解を作っていく、もしくは正解だと思えるように日々過ごしていこうと思いました。