【人望が集まる人の考え方】良い人になるための考え方5選
あなたの周りの人間関係はうまくいっていますか?
もっとあの人とこうすればよかった、こう話せればよかったのに。そう思ったことはありませんか?
私たちの悩みの100%は人間関係についてです。たぶん。
今回は何気なくkindleで手に取って読んでみると意外と勉強になった本、「人望が集まる人の考えかた」の中から、個人的に良い人になるために勉強になった5選を厳選してまとめておきます。ちょっとしたスキマ時間に見直せるようにというただの趣味です。
①自分を大切にする
自尊心が満たされていないと、人々は摩擦やトラブルを起こしやすい。自尊心が満たされれば、他人とうまくやっていくことができる。
自尊心とか難しい言葉はよくわかりませんが、ようはまずは自分を大切にしないといけないということです。
ここで大切だと思ったキーワードが「余裕(よゆう)」です。
何事もある程度の余裕がないと、自分のことだけ精一杯、もしくは自分の周りしか見えておらず、他の人のことなんて考えれないと思うからです。
イメージでいうと、他人への優しさ=自分の中にあるコップからあふれた分ということです。まずは自分のコップを中身を考えたほうがいいよ!ということだと認識しました。つい張り切ってしまうクセがあるので、何事も80点くらいのちょっとした余裕を持ちたいと思います。結果的にはその80点のほうが上手くいく気がします。
②相手を注目する=大切にする
ミシガン大学リサーチセンターの心理学者は、「どうすれば現場の作業員がより熱心に働き、生産性を上げ、よりよい仕事をするか」を調べた。その結果、作業員に関心を示す監督は、もっと働けと命令するタイプの監督よりも大きな成果をあげていることが分かった。一人ひとりが人間として大切にされていると感じる労働環境で、仕事の進め方にもある程度の裁量を与えてもらうと、作業員はよりよい仕事をするのだ。
これって給料を上げても長期的なモチベーションにはつながらないこととよく似ています。
今年から会社で働くようになって実感することですが、確かに労働の対価としての給料は大切だし、手当や報酬をもらった時もとても嬉しい気持ちになります。
が、それはその日だけのことで、お金をいっぱいもらっているんだから仕事頑張ろう!という風にはならない気がします。それよりもちゃんと上司や先輩が自分のことを見てくれている。考えて仕事を任してくれる。
そういう環境や人が結果的にチームとして大きな成果につながります。
③相手に感銘を伝える(I was impressed by your~)
相手に好印象を与えたいなら、自分のすごさをひけらかす必要はない。自分が相手に感銘を受けたことを伝えることだ。
話を聞いている時に、「すごいね。どうやってそんなことできたんだ?」と興味を抱く人と、「たいしたことないね。俺の方がすごいぜ」と言う人。どちらが好印象なのかは言うまでもない。
もう少しだけ付け加えるとしたら、自分の心が動いた小さなことを伝えるのもいい考えだと個人的に思います。
例えば今パッと思いついたのは、この先生のこのフレーズが今でも覚えていますとか、この先輩の持っているこれって自分も調べたことがあるけどけっこうこだわっている?とかです。
こういう小さいことってどうしてもすぐ忘れちゃうんですけど、そういう時はスマホでもメモ帳でもいいので、とにかく忘れて当たり前だと思ってその場でメモです。
④ウソにならない結婚式の誓い
ルース・バービー博士によると、「よい時期も悪い時期も、この人とともに歩み続けます」という結婚式の誓いを守れば、不幸な結婚生活の大半は続けることができる。
結婚式の永遠の愛がちゃんちゃらおかしいことはこれまでに何回も考えて、おそらくこれからも変わることはありません。
⑤人にお願いするときのコツ
例えばですが、荷造りを手伝ってほしいとき、みなさんならなんてお願いをしますか?
「作業を手伝ってください」と頼んでも、「自分には関係ない」と言われてしまう可能性があります。一方で「今荷造りをしているのですが、うまくいかずに困っている。あなたの知恵を貸してもらえませんか?」はどうでしょう。急に可能性があがった気がしませんか?
産業心理学によると、知力と体力の両方を働かせるときに、全面的に協力したいと人は考えるそうです。
ようはただの労働力としてお願いするのではなく、その人の考えとか知恵も大切にするということです。今日でまた一歩良い人に近づいてしまいました。