【常識を疑う考え方】事故多発カーブの道路対策とは?「逆転の発想」
突然ですが、自分の身の回りに「固定観念がすごいな!」と思わず突っ込みたくなるような人はいませんか。年を取ればとるほど自分の中で常識が出来るのも普通だと思いますが、今回は私が本を読んで驚いたエピソードを1つ紹介します。「常識を疑う考え方」「視野を広くする逆転の発想」ができるようになるきっかけになると思います。
固定観念とは??
固定観念とは、「こうあるべき」とか「普通はこうだろう」など、人の考えを一定の枠で考えることです。具体的には以下が固定観念に当てはまります。
- 自分の中での常識、世間の常識
- 先入観
- 思い込み
固定観念にとらわれると、自由な発想ができなくなり、時に間違った決断をしてしまうかもしれません。私たちは知らない間にこの「固定観念」が身についてしまっていることが多いので、常識を疑ってみるくせをつけていきたいところです。
常識を疑うクセを付けるには、あらゆることに一度、
「なぜ?」「本当?」「今の時代はね」と立ち止まってみることが大切です。
【問題です】事故多発カーブで取られた対策
常識を疑うクセを付けるようになれるエピソードを一つ紹介します。
(参考文献の本を読んでいて出てきたエピソードです)
ある場所に事故が多発する「魔のカーブ」がある道路がありました。
カーブは急なのですが、特別見通しが悪いわけではなく、ガードレールや標識もあるのでそこまで危険な場所ではないそうです。事故が起きるたびに、いろいろな対策が立てられたのですが、事故は減りません。
ところが、あるアイデアで事故を減らすことに成功しました。
分かりますか??
信号を作った?道路の幅を広くした?道を明るくした?
正解はもっと簡単です。
「ガードレールを取り外して、センターラインを消した!?」です。
普通は何か設置しないと!と考えるのですが、この「常識や思い込み」を疑ったことで事故を減らすことが出来ました。
ドライバー自身が不安になって運転が慎重になったからだと考えられています。
常識を疑う考え方ができるようになるコツ2つ
①子供のころの「どうして?」「なんで?」を大切にする
小さな子供は親にうるさいくらい「WHY」を聞きまくります。なのに大人になると「常識」が積み重なってあまり考えなくなります。
常識を疑う点でいうと、私たちは子供から学ばないといけません。子供のころに誰もが聞きまくった「WHY」の気持ちを復活させましょう。
②いろいろな人と交流する
いろいろな人との出会い、会話してみることが最も大切です。違う学校の人や違う会社の人、日本人だけじゃなくて外国人、同年代じゃなくて年齢が離れている人。
これら自分と住む世界が違う人との対話は簡単に「自分の常識」を壊してくれます。
私自身もいろいろな人と出会って大きく常識や思い込みを崩すことが出来ました。
大学に半ズボンでいったら失礼だ!とか日本にいたら考えたこともありませんでした。
iPhoneを持っていることも朝起きて学校に行くことも普通じゃないかもしれません。
これからもよりこの2つのコツを意識していきたいと思います。
みなさんは常識を疑うことが出来ていますか?
参考文献「本」