りょーへーBlog

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少しだけ水に興味がある大学院生です。

【エッセンシャル思考】本当に大切なものを見極める力

自分が本当に大切にしていることや価値観をちゃんと理解できていますか?

 

SNSやインターネットは便利ですが、情報が多すぎるせいで何が大切か分からなくなってしまいがちな世の中になっています。

 

そんな世の中で、「99%の無駄を捨てて1%に集中するための方法」を教えてくれるのが

 

「エッセンシャル思考」Greg Mckeown

 今日から実践できることも多く書かれているので、すべての人に役立つおすすめの本です。

  • 集中して取り組みたいことがある
  • シンプルやミニマリストなどの考え方に興味がある
  • 本当に大切なものを見極める方法を知りたい

エッセンシャル思考とは

エッセンシャルは英語で「essential=必要不可欠な、なくてはならない」という意味です。

本文ではエッセンシャルな生き方や考え方をこのように表現しています。

  • 「今、自分は正しいことに力を注いでいるか?」と絶えず問い続ける
  • 「より少なく、しかしより良く」を貫く生き方

私たちは3つの思い込みから考え方、やり方を変えていく必要があると述べられています。

「やらなくては→やると決める」

「どれも大事→大事なものはめったにない」

「全部できる→なんでもできるが全部はやらない」

一つでも「わたし当てはまってる~」という人は、一緒にエッセンシャル思考を身に着けていきましょう。

 

ここでどれくらいエッセンシャルにならないといけないか、トレードオフの具体例を挙げてみます。

健康、家族、仕事、友人のうち3つしか選ぶことはできません。めっちゃ成功したいなら2つです。

 

これを聞いてどう思いましたか?

どれも捨てれませんよね?

 

これくらいエッセンシャルは99%の無駄をきらうということです。一度4つのうちで「自分が選ぶならこの3つかな」というものを考えてみましょう。

 

エッセンシャル思考のはじまりです。

実践編

①服

つい欲しくなって買ってしまって、買ったらなぜかあんまり着ることもなくてクローゼットがあふれてしまう。こんな現象に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

服に関してエッセンシャル思考を取り入れるなら「この服が本当に大好きか」という視点に変えてみるのがおすすめです。

「いつか着るかも」というゆるい基準を使っていたら、クローゼットはいつのまにかいっぱいになってしまいます。

これを「この服が本当に大好きか?」という基準に変えると、中途半端な服が消えて、もっといい服が入れるスペースが生まれる。

服に限らずこの考え方は何でも使えると思います。

まずは身の回りの今持っている服から、「この服は持ってなくても買いたいと思えるだろうか」という視点で見直してみましょう。持っていないふりをして考えるのが効果的らしいです。

②お金

お金は私たちが生きていくために欠かせないものです。

それこそ「お金=必要不可欠なもの=エッセンシャル」です。

 

一方で目先のお金がほしくてつい残業したり、無理をして働いていませんか?

エッセンシャル思考では、お金が大切だということは否定せず、それでも

「自分自身という資産を守る」

ということを最も大切にします。

 

エッセンシャル思考の人は、自分という資産を守らなければ、働くことも自分の力を発揮することもできないのも知っています。

 

きれいごとだと言えばそれで終わりですが、本当に今している残業やバイトにどれだけ価値があるのかを考え直すきっかけになりました。

③習慣

エッセンシャル思考の人は、習慣の積み重ねをとても重要視します。いつも決まった行動こそ大きな成果を生み出すことを本質的に理解しているからです。

 

これって実は私たちの生活にも取り入れられているんです。これまでの学校生活とか振り返ってみてください。全てが習慣化されていたと思います。

 

意外と私たちも「ルーティンの嵐」の中で生活してきたんです。

 

なんで朝決まった時間に出社して仕事を始めるのか。意外と学校や会社を振り返ると習慣の大切さはなんとなく分かると思います。土日にダラダラしてしまうのも、習慣化されていないのが原因かもしれません。

 

「会社員から学べること」についてはこちらでまとめています。

ryoheiwater.hatenablog.com

④時間

いつのまにか締め切りが近づいて、その場しのぎで徹夜して終わらす。

まさに今の私が修士論文に追われているので、自分のことを言われているようで恥ずかしいです。

 

エッセンシャル思考の人は、万が一に備えてバッファーを取るようにしています。

例えば締め切りの数日前に自分で締め切りを設定して、何か起こっても対応できる余裕(バッファー)を考えておくなどです。

車の運転では、ぶつからないように前の車とのあいだに距離をとって、余裕を見ておく必要があります。これがバッファーです。

仕事や学校でも同じで、万が一に備えてバッファーを取っておけば、予定外のことがあってもペースを取り戻せることができます。

 私たちは想定外の連続に生きています。頭が賢くて有名なユダヤ人も想定外は言い訳にならないと言っています。

 

まずは今回まとめた「服、お金、習慣、時間」について少しずつエッセンシャル思考を身に着けて、本当に大切なものを見極める力を鍛えていきましょう!