【人生の教養が身につく名言集】人・本・旅が人生を豊かにしてくれる
私たちの人生は、そのときどきの出会いによって変化し続けていきます。そうしたいわば川の流れに身を任せる生き方が一番いいと私は思っています。
ライフネット生命♪でおなじみ出口先生の本をまた見つけてしまいました。
「人・本・旅が人生を豊かにしてくれる」といつも語っていますが、今回は私たちに何を教えてくれるのでしょうか。出口先生が紹介する名言だけでなく、著書の中で個人的に良いと思った考え方をメモしておきます。
(ちなみに私は人・本・旅に付け加えるとしたら筋肉だと思っています)
人生について考える
- 人間社会がピラミッド構造である以上、左遷される人は多数派です。私自身、左遷されたおかげでさらにたくさんの本が読めたし、旅にもたくさん行くことができました
- 「愚痴を言う」「他人を妬む」「誰かに評価してほしいと願う」人生をムダにしたければ、この3つをどうぞ(ちきりん)
- 疲れていたら本すら読めません。本を読むのにも体力が必要なのです
左遷されたときにこういう考えが出来る人って強いですよね。どうせピラミッド構造である以上、どこかで外れることになります。そこで「新しいところ行けるしラッキー」と思うのか「自分は左遷されてダメなやつだ」と思うのか。考え方から面白くしていこうと思いました。
本を読めること。ゆっくり近くを散歩できること。確かにおじいちゃんみたいですが、同時に最も元気と余裕がないとできないことだと最近思いました。
このくらいの余裕と体力を常に持ち続ける人生にします。
人間関係の心得を知る
- 年を取るにつれ、誰と付き合うかがかなり自由になります。そのとき、ただただ一緒にいて楽しい人とだけ付き合うのか、それとも、そういう人だけではなく、あえて「こんちくしょう!」と思うような人ともかかわっていくのか
- 人間は結構、ごくごく小さなことでも面白がることができる動物です
- マルクスは、あらゆる前提を疑い、つねにゼロベースで考えようとしていました。「本当にそうだろうか」と物事の根本まで腹落ちするまで考え抜く。そうした習慣を持ち続けることで、思い込みや常識の束縛から自由に解放できるのだと私は考えています
最近意識し始めた「小さなことでも面白がる」ことについて考えてみます。
私自身、以前から「迷ったら面白いほうへ」という価値観は持っていました。
でもそもそも面白くないことも面白くする努力が大切だと思い始めました。
どんなに楽しい仕事でも、その中で本当に楽しいこととつまらないことがあります。
そういう時にゲーム性を持たせて「制限時間内にクリアしたらご褒美」とか工夫次第でいくらでも面白く出来ます。
みんなが面白くないと思うことも本当にそうだろうかと疑ってみようと思います。
読んで考える
- 自分の言葉で、自分の意見を言う力が大切。インプットした知識を材料にして自分の頭で考える。これこそが、確実に力がつく一番の方法
- この世界では、ほとんどすべてのことが失敗する。どうせ99%の人が失敗するなら、自分の「やりたいこと」に挑戦したほうが納得できる
最近テレワークがほとんどで、直属の上司にチャットで報告するときに必ず一言感想や思っていることを付け加えるようにしています。これをすると「今こいつはどんなことに困っていてどう考えているのか」が分かりやすく、今のところ好評です。
自分の言葉で自分の意見・考えを言う力ってとても大切だしとても難しいことを日々実感しています。引き続き本を読んで感じたことメモ、日常生活でもメモをしまくって思考力を鍛えていきます。
より賢く生きる
- 「旅から学ぶ」ことは「柔軟な思考」につながる。その理由は、勤務先以外の場所でのインプットが多いから。本から学び、人から学び、旅から学ぶ
- いい旅は必ず「その人の人生観」を変えます。私自身、できるだけたくさん新しいものの見方を獲得するため、大切にしている信条の一つが「なんでも見てやろう」の精神です
旅のときの「なんでも見てやろう」精神は偶然にも私がベトナム交換留学のときに最も大切にしてきたことで、振り返ってみてこの考えのおかげで人生変わったと強く実感しています。
最近コロナもあって「いい旅」をする機会が減っていますが、東京生活も3か月経ってだいぶ慣れてきたので、そろそろ近いところからミニ旅を始めようと思いました。
生きる知恵を学ぶ
- 人間は、自分のために時間を使ってくれる人に愛着を持つ動物だと思います
- 老後対策の最たるものは、お金を貯めることではなく健康であること
- 結局老後のためのお金は、いくらあっても安心は得られない。そのためにやりたいことを我慢するのは、せっかくの人生もったいなさすぎる!
生きる知恵というか真理みたいなところを言語化できるところが出口さんのすごい所です。確かに自分のために時間を使ってくれる人のことを「あー、わたしのために時間を使ってくれてる!ありがとう。」と思うし、老後の貯金よりもまずは健康であることが大切です。
こういった賢い人から沢山学んで、いい感じに楽しく過ごして行きたいと強く思う土曜日の夜ご飯前でした。