【反応しない練習】宗教じゃないブッダから学ぶ思考法
この本を見つけた時からずっと読みたいと気になっていました。母の日で本屋さんに探しに行ったけどなくてショックを受けていたところ、なんとkindle unlimitedに追加されていたので即読破しました。メモとして簡単にまとめておきます。
とても雑なこの本の要約
私たちは日々生きていると色々な悩みを抱えます。これらの悩みの原因は「心の反応」であると考え、私たちが日ごろどれだけ「無駄な心の反応」をしているかを教え、ブッダの考え方から解決しています。
題名や見出しだけを見ると「ちょっと宗教くさいな~」と思っていましたが、実際に読むと、とても実用的な思考法で思わず取り入れたくなることばかりでした。
覚えておきたいこと
①正しいと判断しない理解
私たちは人によって立場や考え方、見ているものも全く違います。しかも今日と明日で考え方や気分も変わっています。
なので、「これはどう考えても自分のほうが正しい」っていうことはありえない!とこの本では説いています。
まずはこの前提を理解すると、相手との接し方は変わってくると思います。
「人は人。自分は自分」自分の心は自分で選んで決断するように意識したいと思います。
②目指すゴールは?多くの人の「よりどころ」
私たちは心のよりどころをお金、モノ、快適な暮らし、ステータスや学歴としてしまいがちです。
しかし、その基準は社会が決めたものなので、いつまでたっても「何かが足りない」と満足できない無限ループが続きます。
ブッダ自身は「自分自身」と「正しい生き方」のみをよりどころにすることを弟子に伝えていたそうです。基準を自分の中にすれば、誰にも取られないし邪魔もされません。
「スポーツも人生も自己満足!」どっかの宗教に入っている私の先輩が以前こんなことを言っていました。ちょっとブッダの考え方と似ています。
無駄な反応をしないアクションプラン「マインドフルネス」
私は無意識的にバイトで暇なとき、瞑想していることに気づきました。多分水泳という自分と向き合う時間が長い競技をしていたからかもしれません。今回初めて「マインドフルネス」の方法を知ったので少し改善してみます。
- 心の状態を言葉で確認する
- 体の感覚を意識する
これらを姿勢を良く+呼吸にも意識を向けることですごい頭がスッキリして、集中力が上がるなあと感じます。
これらの方法は、ブッダが生きていた時代には「sati」、禅の世界では「念じる」、瞑想の世界では「マインドフルネス」と呼ばれているそうです。
言葉だけ聞くと怪しいと思っていましたが、めちゃ使える技術です。
どこでもサイヤ人の身勝手の極意みたいな状態になれるように練習したいと思います。