【臆病者のための億万長者入門】夢のマイホームの矛盾
人生100年時代の老後をどう生きるか。
「老後問題」の本質は老後が長すぎること。だったら、それを解決するには自分の価値を高めて老後を短くすればいい。
夢のマイホームに疑問を持つ自分に、新たな視点で分かりやすい言葉で解説してくれていました。
夢のマイホームの驚くべき事実
驚くべき事実①:企業は「賃貸」を選んでいる
もちろん市場が常に効率的ではあるとは限らない。
でも不思議なことに、日本では利益を追求するはずの企業の多くが「賃貸」を選んでいる。
そうなんです。企業って利益を生み出すためにあるはずなのに、なんで不動産を購入しないのでしょうか。
それって今の日本の不動産価値が下がる可能性がある(実際に都心の一部を除いて空き家が問題になっている)からではないでしょうか。
地方や郊外では空き家の上昇にともなって格安物件がどんどん増えています。
それなら買い急ぐ必要はなくて、おじいちゃんになって購入してもいいんじゃないかなと思ったりします。
驚くべき事実②:夢のマイホームはレバレッジをかけた投資
マイホームを長期ローンで購入するということは、レバレッジをかけた不動産投資で、それは株式の信用取引やFXと仕組みは変わらないということだ。
マイホームを買うならせめてこの事実は知っておいてほしいですよね。
「株って下がったら怖いから預金口座に貯金しておくのが一番!」
とか言っている人が長期ローンでマイホーム買うのが本当は一番怖いです。
不動産や住宅メーカーはマイホームを買わせるのが仕事なので、もちろんそんなことはちゃんと伝えません。
驚くべき事実③:不動産の営業マンは賃貸住宅に住んでいる
不動産の営業マンの決まり文句
「賃貸よりもマイホーム購入のほうがお得ですよ!」
それなのに本人は賃貸に住んでいるのはなぜでしょうか。不思議ですね。
「不動産のプロ」である彼らの選択は、素人の私たちも参考にすべき部分です。
分散投資だ!と言いながら分散できていない問題
ファイナンシャルなんとかの人たちはそろって
「資産は分散投資を心がけましょう」と言います。
一方で不動産投資については何も語っていません。この辺が私が納得しきれない部分でもあります。
せっかくの貯金やボーナスを分散投資しても、何千万のローンを組むとそれは全く分散になっていません。
資産運用で最悪の「タマゴを一つのカゴに盛る状態」です。
なんかちょっと違和感があるなあと思うこと、完全に納得できないこと。
この感覚を大切にしながら引き続き勉強&行動していきたいと思います。