りょーへーBlog

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少しだけ水に興味がある大学院生です。

【お金持ちになれる黄金の羽の拾い方】日本一のブロガーマナブもおすすめ!

経済的な観点から見て、私たちが生きているのはどういう社会なのか 

 情報社会の今、必要な情報はネットでググればすぐ出てきます。

それを活用できる知識があれば、いくらでも近道ができます。

近道をするのか、ひたすら回り道をするのか。

今は100%理解できなくても、社会人全員が読むべき書籍の一つだと思います。

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)

マイホームを買う

財産三分法って当たり前?

資産運用の初めの第一歩として、「財産三分法」というのがあります。

簡単にいうと、資産を貯金、株式、不動産の3つにバランスよく分けましょうということです。

 

しかし、多くの日本人がしていることってマイホームを30年住宅ローンを組んで買うことだったので、実質不動産でほぼ100%ということになります。

「株はギャンブルだ!」という人に限って、この初めの第一歩を気づかない間に間違う可能性があるので、私自身は資産運用だけに限らず、何事も基本のバランスを意識しようと思います。

日本人は木を見て森を見ない?

この本にはこんなことが書いてありました。

日本人の人生設計を考えるには、株式よりも不動産と生命保険に着目しなくてはなりません。

たしかに支出額No.1のマイホーム、継続的に大きな支出になる生命保険について、私自身もあまり考えていなかった気がします。ここはひとつ森を見る大切さの勉強になりました。

持ち家の法則

持ち家とは、「自分で自分に不動産を貸している」ことだそうです。

不動産業者にはこんなセールストークがあります。

「持ち家お得ですよ!30年後あなたの資産になります」

 

しかし、著者はこれにもシンプルに反論しています。

不動産業者は、不動産の購入で金融資産を失い、将来そこから得られるであろう運用益を見逃している(意図的にか本当に知らないかは別)。

 

マイホームは夢だから損得じゃない!という人は別ですが、不動産投資は地価の大幅な上昇を前提にしなければもともと割に合わないものだという事実を知っておく必要があります。

私自身は、この本を読んでさらに新築「夢のマイホーム」には興味がなくなりました。

「個人」と「法人」を使いこなす

日本に住んでいる以上、社会の制度を変えることはできないし、それを上手く活用するのも文句を言いながら対策をしないのも個人の自由です。

ただ一つこれまでも多分これからも、「個人」と「法人」を上手く使いこなすことは黄金の羽を拾う一つの最適解だと感じました。

会社に依存する

終身雇用が完全に終わった今、私たちは会社に依存するリスクを考えないといけません。

これまで日本の会社はスペシャリストをあえて育ててきませんでした。できるだけ社員を会社に依存させて長く働いてもらうためです。それで給料が良くなることが約束されてきた時代ならそれでOKですが、約束されない今、私たちが行動すべきことは次の3つです。

・自分だけのニッチ(専門性)を見つけて特化し、人的資本を最大化する

・会社に依存せずに市場から富を得る

 ・長く働く

 結局大切なのは、楽しく長く働ける仕事を見つけることだということに気づきました。

一生という長い目で見たら、たった数か月、数年の就職活動で全員がそんな仕事に出会えるわけはありません。

引き続き行動を積み重ね、楽しく過ごして行きたいと思います。