【頼むから泣きながら水泳をしないで】バイト中に見た小学生に伝えたいこと

プール監視のバイトをしていると色々な人が泳ぎに来ます。

その中でも最近よく来る「小学生の男の子」が本当にかわいそうで、監視中に叫びたくなります。

「頼むから泣きながら水泳をしないで！

水泳って本当は楽しいスポーツなんだよ」

小学生の男の子とお母さん

その男の子は小学生中学年～高学年で、いつもプールにお母さんと来ます。

男の子だけ泳いで、お母さんは観覧席に座って時々上から指示を出したりします。

ずっと水泳をしてきた私が見ても、その男の子はまだ小学生なのにフォームもきれいでけっこう速く泳ぎます。ただ一つ気になることがあります。

泣きながら泳ぐ男の子

一人で練習中、観覧席にいるお母さんが何度かその男の子を呼び寄せて何か指示を出しているのです。

男の子はお母さんと話すと決まってとても嫌そうにまたプールに入り、言われた通りに泳ごうと頑張ります。それでもまた呼びつけられ、時々泣きながらまたプールに飛び込んでいきます。

それを見て私はとても悲しい気持ちになって、いつも監視台の上からその男の子を応援しています。

ただ一つだけ伝えたいことは「泣きながら水泳をしないで」ということです。

水泳はもっと面白いスポーツだし、本当にいやだったらまほかのスポーツや自分のやりたいことを見つけて一生懸命頑張ってほしいです。

親に怒られながらいやいやスポーツをするほど面白くない人生ってないと思います。

親の言うことはアドバイス

ある程度自分で考えれるようになったら、親の言うことはすべてアドバイスとして受け取り、「こうしなさい」と言われても自分が嫌だと思うなら全てスルーでいいと思っています。

親の当たり前は自分たちの当たり前ではありません。

ましてやいくら親でも自分の人生の責任を取ってくれません。

親が決めたことに従う一番のデメリットが、子供にとって言い訳、逃げ道が出来てしまうことです。

だからこそ自分で決めさせて、自然と頑張れる状況を作り出すのが親の責任です。

心配するのはもちろん分かりますが、親はそのために選択肢を提供してあげるくらいでちょうどいいです。親の夢を子供に託すっていうのは絶対やめましょう。

好きなことを見つけるために

ただ自分が頑張りたい、やってみようと思うことに出会えるには圧倒的に数をこなさないといけません。

もし今回の男の子が水泳が嫌いなら、今すぐやめて他のスポーツや自分のやりたいことを見つけれるまでとにかく色々やってみるのが大切だと思います。

男の子が水泳を嫌いになりませんように！

あと好きなことが見つかりますように。