りょーへーBlog

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少しだけ水に興味がある大学院生です。

【手紙屋】就職活動に関係する全ての人が読むべき一冊

もし就職活動をこれから始める人、または数年先に控えている大学生に「就職活動に役立つおすすめの本ってありますか?」と聞かれたら間違いなくこの本をおすすめしたい。それくらい読む価値のある一冊だと感じました。

ちなみに私おすすめは、この本と合わせて以下の2冊です。

  • 手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
  • 人生の目的論

手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

一通目「物々交換」

相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、自分が持っているものの中で相手が欲しがるものとを、お互いがちょうどいいと思う量で交換している。

あなたが持っているものの中で、他の人が欲しがるものは”お金”だけなのだろうか?

そんなことはない。

気がついていないだけで、もっと素晴らしいものが、相手がどうしても欲しいと思うものが、たくさんある。

私たちは物を買うとき、お金を基準にして「物々交換」しています。

就活だと悪い言い方をすれば、私たちは会社からのお金や安定が欲しいと思い、会社は私たちの時間が欲しいと思い、そこでお互いの条件が合えば契約成立!となるわけです。

 

ここでもう少し考えてみると、本当に「お金」や「時間」だけなのかという疑問が出てきます。他の人が欲しがる魅力をたくさん見つけて、磨いて、どんどん周りの人に提供してみる。その繰り返しできっとそれ以外の大切なものが手に入る。

そんなことを考えさせられる深いフレーズでした。

三通目「大企業内定が本当に就活のゴールか」

実は、日本のほとんどの会社では入社してから数年間はどんな勤務態度でも、もらえる給料に差が生まれません。

それなら手を抜いて楽に過ごそうと普通の人は思いますが、それでは自分の力で生きていこうとする姿勢に欠けています。

 

知っておくべきことは、十年もすれば世の中は大きく変わるということです。

どんな環境に身を置いていても人生を自分で切り開いていこうとする人。他社に守ってもらうのではなく、自分にできる精一杯のことをやろうとする人。そういう人こそどんな状況になっても成功する人なのです。

最近ではようやく終身雇用、つまり有名な大企業の内定をgetすれば人生ゲームは勝ち!という考えもなくなってきた気がしています。(あくまで私たちの世代だけの話です)

せっかくの就職活動を、「知名度や大企業」で選ばず、自分の生き方や考え方に合うかという「性格」で選ぶのが一番いいと思います。

七通目「かけ算の大切さ」

英語の勉強が大好きだから、将来は英語を使った仕事をしたい。

本当に「英語力」だけを鍛えてその仕事ができるでしょうか。

だいぶ省略して引用しましたが、勉強をする本質もここにあると思っています。

私自身も将来は海外でも働きたい、英語を使いたい!と思っていますが、「英語力」をどんなに鍛えてもほぼ100%無理だと思っています。

 

ここで大切なのは、「英語力」はもちろん必要条件だけど、それだけでOKになる十分条件にはなり得ないということです。

英語だけならネイティブに任せればそれで終わりです。絶対に私たちは勝てません。

そこにその分野における豊富な専門知識がかけ算されて初めて、必要とされる人になります。

自分だけのかけ算を作っていきましょう!