【働く君に伝えたいお金の教養】20代のいまだからできること
学校では習わない「お金」の授業。
日本で一番有名な保険会社ともいえる、ライフネット生命!でおなじみの出口さんが先生となって私たちに授業をしてくれました。
お金を通じて20代の「いましかできないことはなんなのか」について考えてみたいと思います。
20代のいましかできないこと
・できないことを考えないこと。つまり、「解」にならない悩みは捨ててしまおう。
・自分の価値観を知り、どのように使えば自分はハッピーになれるのか。
・人・本・旅が人生を豊かにしてくれる3本柱
どれも20代の私たちに大切な考え方だと思いましたが、メモしてみてふと思い出したことがあります。
それは、20代が持っている10万円と、80代が持っている10万円の価値は全然違うってことです。
ちょっとだけ無理して旅行したり高いホテルとか泊まるとこれはよく感じます。
若いとお金はないけど歩き回ってあちこち行きたがる「行動力」はあるんです。
逆に高級ホテルに泊まってのんびり散歩している老夫婦を見ると、優雅な生活だな~と思うと同時に、これを若い時に時々でも行けたら最高だな~と考えたりします。
自分では頑張って無理をしたホテルでも、なんも気にせず泊まっている若い人やおじいちゃんを見ると考えさせられることは多いです。
お金を貯めることに全力っていうよりは、20代しかできないこと、若いからこそできることは大切にしようと思います。
保険の大原則
神様がクラスの一人だけが来年難病にかかるというお告げがあったらどうしますか。
誰が病気になるかわからないのだから、みんなで毎月5000円ずつ積み立てよう。そして、難病になる人が明らかになった時点で、積み立てたお金をその人にあげよう。これが保険の原則です。
つまり、大変な目にあった人以外、全員掛け捨てが原則なんです。
生命保険会長だけあって保険については説得力のカタマリでした。それでも別に高い生命保険を勧めているわけではありません。
どんな保険に入るべきか
・独身→就業不能保険
保険って確率は低いけど、なったら人生終了ってやつに入るのが原則なんです。
そういった意味では他には火災保険とか車乗っているなら対人の保険が挙げられると思います。
就業不能保険っていうのは初めて聞いたのでとても勉強になりました。
新社会人になったらこの保険を買うのは、アメリカやドイツでは常識だそうです。
親とお金の向き合い方
「社会人になったらお金いれてね!」「介護は長男がよろしく」「相続ってよくもめるよ」こんな話はよく聞くと思いますし、実際親から言われている人も多いと思います。
例えば親の介護とかの話になった時、いさぎよく「自分にはそんな余裕はないから一円も払えないからあてにしないでほしい、そのかわり相続は一切いらない。」
これくらい割り切っていうと、親は自然としっかりするそうです。ちょっと冷たいと感じる人も多いと思いますが。
半分ジョークも入っているそうですが、親に頼らせない、自立させるっているのは介護の世界では常識らしいです。それと同時に、親からの相続をあてにはしないようにしましょう。
自分に投資って何にすべき?
人生を豊かにしてくれるのは人・本・旅です。これには全くその通りだと思っていて、やっぱり人生を変えてくれるのは新しいことを勉強したり、すごい人から刺激をもらって頑張ろうっていう気持ちだったり、異文化に触れあって感じたことっていうのが大きい気がします。
将来がどうなるのかなんて1年後すらも予想できないので、損得っていうよりは「自分が好きなこと」を全力で投資するのがいいそうです。
働いてもいないのに適性なんてどんなに考えても分かりません。とりあえず好きという感情で色々やってみた結果、本当にやりかたかったことは出てくると改めて思いました。
あんまり深く考えずに、一年で100冊くらい読みながら尊敬できる人の近くで学び、色々なところに行ってみようと思います。
それにしても早くコロナが落ち着いてベトナムとかタイとかに行きたいー。
つづく