【科学的に証明された究極の食事】この5食品を主食にしよう
どの食品が私たちの健康にいいのか。
健康が気になる日本人は、多くの情報にだまされ、惑わされていると著者は言います。
せっかく体にいいと思っていたものが実は違ったパターン。これが一番ショックです。そこで今回は「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」から、昨日までの間違った自分に言いたいことをまとめていきます。
とりあえずテストに100%出るところをぎゅっとまとめた健康・食事法の基礎となる本なので、ここだけは理解しておきましょう。
結論:本当に健康に良い食品はこれだ!
- 魚
- 野菜と果物(じゃがいも、野菜ジュースを除く)
- 茶色い炭水化物
- オリーブオイル
- ナッツ類
数多くの信頼できる研究によって本当に健康に良いと現在考えられている食品は、この5つです。ここでいう健康に良い=脳卒中、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げるということです。
「え?これだけ?」「食べるものなくなっちゃうよ」
そう思った人は、私と同じで砂糖なみに甘いです。一回これまでの常識をリセットしましょう。
自分で変えようと思わない限り、食べ物とか運動の習慣って変えることは難しいです。
一日に何度も選択する食事だからこそ、丁寧に選んでいこうと思います。
日本食 VS 地中海食
「日本食=体にいい」と思っている人は多いです。
しかし、よく考えれば「白米」をいっぱい食べるし、「醤油」で塩分を多く取っています。研究から見ても、そんなに健康にいいと報告されているわけではなさそうです。
実際、日本食が体にいいというエビデンスが弱い一方で、「地中海食」は健康にいいというエビデンスは複数ある。その中心となるのが、オリーブオイル、ナッツ、魚、野菜果物です。
この地中海食って、よく見れば結論で出てきた「本当に健康に良い食品」とほとんど同じであることが分かります。つまり、地中海食の圧勝です。
今日から日本食最強!と言えなくなりました。
今日から使える豆知識
①茶色い炭水化物
茶色い炭水化物とは、具体的には玄米や蕎麦のように精製されていない炭水化物のこと。悪い炭水化物とは、白米やうどんのように精製されている白い炭水化物のこと。
毎日「炊きたての白いお米」を食べるのが一日の幸せという日本人にとって、あまり良い話ではありません。
なんで茶色い炭水化物がいいかというと、食物繊維が多く含まれるため、たとえ炭水化物であっても血糖値はあまり上昇せずに、逆に脳卒中やがんを予防してくれる効果があるからです。
理由まで納得できた人は、少しずつ主食を玄米にしていきましょう。
私の場合、次から自炊するときは玄米にします。
②糖尿病のリスクを下げる果物
果物の中でもブルーベリー、ブドウ、リンゴを食べている人は糖尿病のリスクは低い。野菜ジュースは太るけど、果物を食べている人はやせる報告がある。
果物だからといって、野菜ジュースはダメです。食物繊維とかのドロドロの部分(栄養的には一番ほしいところ)が取り除かれて、砂糖などの甘い成分が添加されまくっているからです。果物は生を基本にしましょう。
③筋トレの強い味方「卵」は?
筋トレをしている人は残念なお知らせです。
卵の摂取量が多いほど、糖尿病や心不全のリスクが高い。
卵はあまり食べない方が良く、健康にとっては1週間に6個までに抑えることがベスト。
食べすぎは良くないのは知っていましたが、1日2個くらいはOKだと思っていました。
激しい運動や筋トレをしている人はそこまで気にする必要はないかもしれませんが、一応食べすぎには気を付けようと思います。
④妊婦さんが意識すべき栄養素
何より果物・野菜をたっぷり(385~400g)食べてほしい。これらに含まれる葉酸は、胎児の神経障害のリスクを下げてくれる。
将来子どもが出来たら、奥さんと一緒に果物・野菜を食べまくります。