【フランス人は10着しか服を持たない】シックな生活を取り入れよう
再読期間1か月目。
2月,3月は「再読期間」と決めて、新しい本は読まずにこれまでの本の中で印象的だったものを読み返しています。
今回の「フランス人は10着しか服を持たない」も読むのは2回目。
初めて読んだときと違う良さに気づいたのでメモしておきます。
食べることに集中してみる
この本で登場するフランス人は、みんな食べることに集中しています。
テレビを見ながらなんとなくポテトチップスは食べません。
歩きながら、運転しながらものを食べません。
このことを強く印象に残してくるのがホテルでのエピソード。
ホテルでは、豪華なビュッフェスタイルの朝食が無料で用意されていた。ところが私が見たフランス人の食に対する姿勢に驚いた。大きなボウル一杯のフルーツとヨーグルトとコーヒーだけ。毎朝、ビュッフェにあれだけごちそうが並んでいても、平気で知らん顔ができるのは、日ごろからよほど健康的な食生活を心掛けているからにちがいない。(一部改変)
これは現在プチ断食(夜ご飯を食べてから次の食事を16時間空ける健康法)を実践している私もまだ真似できません。
普通ホテルのビュッフェだったら欲張って「全種類食ってやろう!」という気持ちになっちゃいます。私は野菜とか食べすぎに気を付けつつも、ビュッフェになればやっぱり沢山食べてしまいます。
どんな時でもこのフランス人のような立ち振る舞いができる大人かっこいいー、と単純に思いました。たまにはテレビや携帯を切って食べることに集中してみようと思います。そしてビュッフェでもかっこいい大人を目指します。
10着の服で身軽になる
この本のタイトルにもなっている「10着の服」。
フランスに留学に行った著者は、ホームステイ先のクローゼットが狭くて驚いたそうです。彼らは厳選された服を着こなすため、クローゼットはそんなにいらないという価値観でした。
このミニマルな生活は私自身もすごくあこがれるし、私自身もキャリーケース一つで留学をしてみて、だいぶ服の量は減った気がします。
「10着の服」のポイントは、似合わない服や、ほとんど着ていない服とおさらばすること。最終的な目標は、自分らしさを表現してくれる大好きな服ばかりにすること。そして、大切な服をゆったりと収納できるようにすること。
この「イケてない服は一着も持たない」精神は、私も4月からの新社会人生活で実践していきます。
部屋着やパジャマ、中に着るTシャツも自分が100%お気に入りの服にしておくことで、いつでもどこでも良い気分で過ごせると思います。
まずはタンスに収まる服。その次は大好きな服だけを残し自分のスタイルを決めていく。フランス人のシックな生活に興味を持ったなら少しずつ実践してみましょう。
一番良いものを使う
「良いものは取っておこう」精神が強いのは日本人だけでしょうか。
普段は収めてあって一年に一回あるかないかの時に登場する高級なお皿。
この服高かったから大切にとっておこう、と思ってタンスに眠るお服。
今日から毎日使いましょう。使わなかったらそこに価値はありません。
ただし一つ注意したいのが「価値やこだわりは人によって違う」ということ。
服に命をかけている人もいたら、私みたいにそもそも毎日服を選ぶのがめんどくさい人もいます。自分が良いものと思っていてもそこに価値を感じない人もいっぱいいます。
しかし一つだけ言えるのは、普段から一番良いものを使えば、新しい物を求めまくって部屋が物であふれるということはなくなるということ。
幸せとは欲しい物を手に入れることではなく、持っている物で満足すること。
沈黙を楽しむ
人と話している時、沈黙になっても平気ですか?それとも沈黙は気まずい派ですか?
私自身はこれまで沈黙が嫌いすぎてエレベーターに乗るのがとにかく嫌いでした。
なので人がいる時は常に階段を使っていました。(今は健康という別の理由でエレベーターは使いません)
しかし、ようやくある人のおかげで沈黙になっても困らない、むしろ心地よくて楽しめるようになりました。
中身のない会話をなんでも話すより、ちょっと沈黙を楽しんでみるのも大人かもしれません。どうしても会話に困ったときは「質問」です。
最近なにか面白い本を読みましたか?
相手の一面を知ることができるこんな感じの質問で会話を楽しみましょう。
まとめ
・食べることに集中してみる
・10着の服を実践する(大好きな服だけにする)
・普段から良いものを使う
・沈黙を楽しむ
シックなフランス人の生活を少し取り入れてみます。